フィンランドの写真家Tuukka Kailaの写真集。スケートボードのシーンの撮影を得意とし、これまで多くの雑誌で作品を発表してきたが、ここでは2年間にわたり撮影された日常のスナップを収録。Fleeting（一瞬の）と題された本書は、ちょうど２、３秒で不可逆的に失われる“何か”切り取った、独特の緊張感をもった写真群となっている。それぞれの日常的にある様々な一瞬（乾く汗、赤い日焼けの線、春の雪解け、結婚式の日の束の間の幸せ、雨の後の虹を垣間見ること）がどれも飛ぶように過ぎていく時間の中にあることには変わりがないことを不思議な感覚と共に再発見させてくれる一冊です。
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>Tuukka Kaila
Lugemik 2011年刊行
サイズ縦234×横172 厚さ4mm ソフトカバー48ページ
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