「私がよく撮影する活気ある都会の世界から遠く離れ、私は時間と潮、風と水の微妙な動きを追った。一方、レベッカは、たくさんの窓がある我が家を通り抜ける光の波を撮影し、私たちが知っている多くの人がその波に巻き込まれているこの不穏な時代を感情的にナビゲートしようと、簡潔なテキスト作品を書きました。」
-アレックス・ウェッブ、2021年5月

ヴァージニア・ウルフの小説『波』にインスピレーションを受けたこのコラボレーション・プロジェクトは、クリエイティブ・パートナーのアレックス・ウェブとレベッカ・ノリス・ウェブの作品を集めたものです。この親密なコレクションは、2020年3月から2021年5月まで夫妻がケープコッドにほぼ隔離されていた間に作成された、言葉と画像によるパンデミック日誌として機能します。レベッカは、叙情的な写真とアレックスのパノラマの海景に、オリジナルの手書きの詩を添えています。彼らのイメージは、私たちを取り巻く世界と深く結びついていると同時に、私たちが大切にしている多くのものから深く隔離されていることの意味について、痛烈な瞑想として機能しているのです。

---

Radius Books 2022年刊行 テキスト: 英語
サイズ: 240mm×305mm ハードカバー 108ページ