Daido Moriyama: Hokkaido (森山大道: 北海道)

「ぼくが北海道を写すとき、多分に主情的- センチメンタル- なトーンになりがちなのも、子供の頃から育てた、見知らぬ海峡の彼方にある<もうひとつの国>異国情緒にあふれた<心のうちなる北の町>という思い入れが、いつまでも抜けきれずにあるからなのだろう。」

東京での生活に“ 一種倦怠というか肉離れ” を感じていた森山は、そんな状態から逃れるため、三ヶ月という期限付きで札幌にアパートを借り、北海道の町々を撮り歩きます。そこには、明治初期、田本研造と北方写真師たちの手による北海道開拓の写真に対する思いが大きく影響していました。「撮ることだけが僕の日課だった。・・・撮れば撮るほど、北海道の地が際限なく広がって行くような、まるでヌエをつかむような無力感、焦燥感にとらわれ、いらだったり、反対に居直ってみたり。」

本作は、1978 年以降ずっとネガのまま眠っていた北海道の写真が収録されており、そのほとんどが初公開の作品です。森山大道「北海道」展はラットホールギャラリーにて開催(12/19 〜 2/8)。限定1,500 部
>森山大道
>Hysteric Glamour
Hysteric Glamour 2008年刊行 テキスト日本語/英語
サイズ縦364×横280  664ページ
<再入荷待ち>
  • 20,571円(税込)


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